オフィシャルレポート
REPORT オフィシャルレポート 2021 vol.01 和歌山市立加太中学校「福祉体験教室」
和歌山市立加太中学校「福祉体験教室」
2021年11月19日(金)13時30分~15時30分、和歌山市立加太中学校にて、JHD&Cが「福祉体験教室」を担当させていただきました。
当日の様子
加太中学校の人権教育の一環として、和歌山市社会福祉協議会が定期的に主催するこの「福祉体験教室」に、和歌山刑務所(白百合美容室)とJHD&Cの取り組みのご縁でお招きいただいたものです。
──いろんな髪型が個性として認められるように「髪がない」ことも個性として受け入れられる、そんな多様性を認め合える成熟した社会を目指す──
これは、頭髪に悩みを抱える子どもたちへ医療用ウィッグを提供しているJHD&Cの理念です。
JHD&C代表の渡辺による活動紹介や、株式会社アデランスのご協力による「ウィッグ試着体験」、プログラム後半にはJHD&Cウィッグ担当職員による「ウィッグをつけて踊ってみよう!」など、日頃親しむ機会の少ないウィッグを実際に身につけて、生徒の皆さんに体を動かしていただきました。
当日は、和歌山市社会福祉協議会職員の女性が、和歌山刑務所(白百合美容室)でカットしたドネーションヘアをご持参になり、JHD&Cを代表して渡辺がお受け取りしました。
生徒の皆さんに楽しんで学び、体験していただけるよう工夫を凝らして精一杯お伝えし、皆さんからのご質問にも時間の許す限りお答えしました。
授業のようすを、お写真の使用許可をいただき、ここにご紹介します。
青色の矢印をタップして写真をスライドしてね!
後日、生徒の皆さんから感想の色紙も頂戴しました。
色紙とともにお送りくださったアンケートには、率直な感想が綴られていました。
一部を抜粋してご紹介します。
アンケート内容 抜粋
- すごくわかりやすい授業だった。ウィッグをつけると、動きにくかった
- いつかは髪の毛がなくても普通に暮らせるような社会になってほしい
- 病気で髪の毛がなくなるのを知った
- ウィッグ体験で1時間ウィッグを身につけたが、ものすごく違和感があった
- ウィッグを毎日つける大変さがわかりました
- 髪の毛がなくてもみんな同じ心やし、その人のことを理解したいと思います
- ウィッグはいろいろな人たちを元気にして、安心感を与える大切なものだと思いました
- 人の気持ちを考えるきっかけになったと思う
- ヘアドネーションへの考え方が、良い方に変わった
- JHD&Cの仕事は人と人を繋げていくものだと思った
今回、貴重な機会をくださった和歌山市社会福祉協議会さま、加太中学校の皆さま、そして2時間にわたって熱心に積極的に参加してくださった生徒の皆さまに心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
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【参考リンク】
ソーシャルコラボレーションーJHD&Cと団体との社会貢献ー和歌山刑務所(白百合美容室)との取り組み