開場の様子
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いよいよ開演
プログラムに先立ち、まずはJHD&C応援団の皆さんをご紹介。
以上の各社(登壇順、敬称略)が中心となって、このイベントを最後まで盛り上げてくださいました。
続いてJHD&C代表の渡辺から、参加者の皆さんにご挨拶です。
「2009年にJHD&Cを立ち上げてから、今年で10年になりました。
活動を始めた当初はヘアドネーションの言葉すら知られていなかったのに、今では、取り組む皆さんひとりひとりの活動になっています。
このイベントをきっかけに、ヘアドネーションの一歩先をぜひ考えてみてください」
サプライズ!
あいさつが終わると急に場内が真っ暗になり、参加者の皆さんにどよめきが広がります。
哀愁漂うギターの音色とともに登場したのは、華麗な衣装に身を包んだ女性です。
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ヒールの靴音を高らかに響かせ、全身を使って情熱的に舞うフラメンコ。
激しいステップに、汗と熱気がほとばしります。
参加者が圧倒される中、約10分のステージを終えてダンサーは舞台を後にします。
吉田薫さん
フラメンコを終えたダンサー・吉田薫さんが、再びステージに戻ってきました。
その姿に参加者の目は釘付けに……。
その疑問の答えは、一目瞭然でした。
ダンスの余韻で息を弾ませ汗を滲ませる薫さんは語ってくださいました。
円形脱毛症を発症したのは小学2年生の時。髪の毛が抜けたり生えたりを繰り返してきたそうです。
JHD&Cがウィッグをプレゼントしているお子さんのなかでも脱毛症のお子さんの割合は高く、その発症の原因は詳しく分かっていません。治療法も確立されていないのだとか。
薫さんも、今でもウィッグを使いながら日常生活を送っています。
ご自身の体験を包み隠さず話してくださる薫さんに、参加者から次々と質問が寄せられました。
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ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださり、最後にこんなメッセージを送ってくださいました。
ウィッグユーザーとして、そして1人の女性としてアクティブに生きる薫さん。
貴重な体験談を聞かせてくださいました。
ヘアドネーションカット・デモンストレーション
続いては、毎回人気の企画!
実際にヘアドネーション中の方の髪の毛をステージの上でカットする、デモンストレーションカットのコーナーです。
事前に応募してくださった4名のモデルさんにご協力いただきました。
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ヘアドネーションカットには、守らなければいけないいくつかのポイントと、ちょっとしたコツがあります。
また、どの美容室で切ってもらえばいいの?切った後のヘアスタイルはどうすればいいの?など、心配事もたくさんありますよね。
JHD&C代表の渡辺から飛び出したアドバイス。
せっかくボランティアに参加するのだから後悔なく楽しんでほしい……そんな気持ちが溢れます。
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多くの人が見守る中、いよいよ断髪式!
何年もかけて大切に伸ばした髪。
ご自身で、そしてご家族もハサミを持ち、想いを込めてカットします。
カットを終えた皆さん、笑顔がこぼれていました。
JHD&Cボランティア体験
「仕分け体験ワークショップ」
ドネーションヘア仕分け体験ワークショップでは、参加者の皆さんがJHD&Cの「1日ボランティア」に変身!
毎日、事務局に寄せられるたくさんのヘアドネーションを、髪の長さ別に仕分けする作業を体験していただきました。
机に貼ってある、長さ別に目盛りが記されたシールに髪の毛を当てて、1束ずつ真剣に長さを測っていきます。
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…親子で、同じテーブルの皆さんで、賑やかに作業が進みます。
今日のために切った髪の毛を、自分で仕分けている方もたくさんいらっしゃいました。
テーブルごとに、JHD&C応援団のボランティアスタッフが参加者の皆さんをサポート。
ヘアドネーションした髪の毛は、事務局に届いた後いったいどうなっているんだろう?
実際に作業を体験することで、そんな疑問にもお答えすることができました。
こうして仕分けされた髪の毛は、会場に設置された長さ別の「仕分けBOX」にイン!
子どもたちもテキパキとお手伝い。みんなで協力して、大量のヘアドネーションの仕分けができました。
お疲れ様でした〜!
JHD&C応援団・企業ブーススタンプラリー
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このイベントを盛り上げてくださっている「JHD&C応援団」は、いずれも髪にまつわる製品やサービスを提供している「髪のプロフェッショナル」ばかり。
そんな各企業が趣向を凝らして、髪について学べる体験ブースをご用意しました。
スタンプラリーカードを持って、ワークショップ体験のスタートです!
株式会社アデランス:「ウィッグ試着体験をしてみよう!」
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株式会社ミルボン:「髪のダメージ診断をしてみよう!」
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花王株式会社:「髪の毛のしくみと正しい洗い方を学ぼう!」
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テスコム電機株式会社:「髪の毛の上手な乾かし方を学ぼう!」
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どのブースも長い行列ができるほどの大盛況。
皆さん、とても熱心に体験されていました。
自由研究の参考になるヒントがいっぱいのスタンプラリーでした!
東京会場には、JHD&Cの活動を題材にした書籍「髪がつなぐ物語」の著者・別司芳子さんも駆けつけ、ミニサイン会も開催しました。
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会場のあちこちで一生懸命にメモを取ったり、スタッフに質問したりしている熱心な姿をたくさん見かけました。
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ヘアドネーションカットモデルさんお披露目
前半のプログラムで、ヘアドネーションカットのデモンストレーションにご協力いただいたモデルさんの、仕上げのスタイリングカットが完成!
いよいよ、新しい姿のお披露目です。
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新しいヘアスタイルに、頭が軽くなった!という感想も上がりました。
素敵に変身した姿に会場からあたたかい拍手が起こります。
ステージではドネーションカットした髪を、JHD&Cを代表して渡辺がお預かりしました。
この髪は誰かの日常生活のお手伝いをするウィッグとして生まれ変わります。
無事すべてのプログラムを終えることができ、最後に代表の渡辺がこう締めくくりました。
JHD&Cが目指す「ヘアドネーションの一歩先の未来」。
今回のイベントを通して、皆さんの心のなかに少しでも考えるきっかけとなっていてくれたら本当に嬉しく思います。
誰かが困っていたら当たり前に手を差し伸べられる、そんな未来への希望が確かに感じられたイベントとなりました。
ご協力くださったすべての方に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました!
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