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JHD&C×和歌山刑務所×和歌山市社会福祉協議会
白百合美容室 座談会-2

和歌山刑務所の受刑者によるボランティア参加と、
JHD&Cのヘアドネーションが、どのようにつながったのか?
それぞれの思いを座談会にて語りました。

和歌山刑務所×和歌山市社会福祉協議会

ジャーダックとの取り組みのきっかけ

渡辺:
砂山さんは、日頃はどんなお仕事をされているんですか?

和歌山刑務所 処遇部企画部門 看守部長 砂山二美さん

砂山:
私は長いあいだ「処遇部門」というところで、現場で工場を担当したりしていたんですけど、平成23年に「分類」というところに異動になって、保護の仕事をしていました。

保護の仕事というのは、刑期を終えた人が出所する時に帰るところを調整することや、社会福祉士さんの協力を得て、高齢者や障害のある人の帰住先を調整するなどの福祉に繋ぐ仕事ですね。

平成10年頃に、和歌山刑務所には美容科があるので管理美容師が必要なんだということを当時の管理美容師さんから聞きました。それで、砂山さんもそういう仕事をしてくれないかな、と相談があって、その時は私も若かったので、じゃあやってみようかなという感じで美容師免許を取りました。
刑務官の仕事をしていますので、実際に免許を取ってから美容室で働くということはなかったんです。

それで、分類にいた頃に「美容と併任」という形で分類の仕事をしながら、時々、美容室で受刑者に技術指導をしまして、それが3年過ぎたので管理美容師の資格を取らせていただきました。

CHECK!

管理美容師
美容師法第12条の3により美容師である従業者の数が常時2人以上である美容所の開設者は、当該美容所を衛生的に管理させるため、美容所ごとに、管理美容師を置かなければならない。また管理美容師の資格は、美容師の免許を受けた後3年以上美容の業務に従事し、かつ、厚生労働大臣の定める基準に従い、都道府県知事が指定した講習会の課程を修了した者でなければならない。
・出典:公益財団法人理容師美容師試験研修センターホームページ
白百合美容室内の設備

砂山:
今から10年近く前のことですが、知人ががんに罹患して、治療の副作用で髪の毛が抜けました。その時に、人毛のかつらはとても高価で気軽に手に入れられるものじゃないんだなと思いました。
同じ頃にヘアドネーションのことを知り、ああ、大事なことだなと感じたんです。

渡辺:
まだ、JHD&Cがそこまで知られていない時ですね。

砂山:
そうなんです。それからしばらくして、著名な方がヘアドネーションしたとニュースで見まして、和歌山刑務所の中でもヘアドネーションに取り組む職員が現れました。
その後、退職を機に企画部門の作業の部署に異動させていただきました。

渡辺:
砂山さんは、定年が来て退職されてから再雇用されたっていうことなんですね。

砂山:
はい。ちょうどその時に福田首席が「ヘアドネーションということをここの美容でできないかな」という話をしてくれたんです。それで、それはものすごく嬉しいことです、やりたいですってお伝えしました。私1人が思っていたって、こういう世界は上司の賛同がないと全くできないことだったので。

白百合美容室は2020年12月よりJHD&C賛同サロンに登録している

渡辺:
前例がないですもんね。うちに福田さんからメールをいただいたのはその後ですか?

福田:
そうです。砂山さんに話をする前に「白百合美容室でお客さんの髪を寄付したらどうだろうか?」というような話が引き継ぎ事項としてあったんですね。受刑者が切ったお客さんの髪を寄付しよう、そんなことはできないだろうか?というような流れがあって。

私はその時にヘアドネーションを初めて知ったんです。それで砂山さんに「ヘアドネーションって知ってますか」と聞くとご存知だったので調べてみたら、JHD&Cさんのお名前が出てきたので、問い合わせのメールを送らせてもらいました。

渡辺:
そうそう、それに僕が返信のメールを送ったらなぜか届かなくて、郵送で手紙を送ったんですよね。

福田:
そうですそうです。返事来ないなー、あれー?と思ってて(笑)

渡辺:
何度か、文通みたいな感じでしたよね(笑)その後うまく調整してもらって、メールでやりとりできるようになりましたけど。

JHD&C代表 渡辺貴一
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