JHD&C×資生堂×アデランス

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wig+(ウィッグプラス)

─デザインで拓く未来─
ウィッグとヘアデザインから広がるライフデザイン

JHD&C×資生堂×アデランスが開発したウィッグ
“wig+(ウィッグプラス)”とは

JHD&Cサテライトサロンにて2022年11月より販売する、ファイバー製の医療用ウィッグwig+(ウィッグプラス)は、「幅広い世代の方に。できるだけリーズナブルに。おしゃれなヘアスタイルアレンジを実現していただくために。」をコンセプトにJHD&C×資生堂×アデランスの3者が共同で開発・製作しました。

wig+(ウィッグプラス)

日本のヘアドネーション活動の開拓者であるJHD&C(ジャーダック)、ウィッグの扱いにも精通しているヘアメイクアップアーティストが活躍する株式会社資生堂、ウィッグのトップメーカーとして豊富な技術とノウハウを持ち、JHD&Cの無償提供ウィッグの製作を担う株式会社アデランス。

この3者によって開発されたwig+(ウィッグプラス)は、いま現在ウィッグユーザーの方も、自分に似合うウィッグをお探しの方も、ウィッグをもっと身近により楽しんで着用できることを目指して誕生しました。
資生堂トップヘアメイクアップアーティスト神宮司氏が提唱する「バングメソッド」()との組み合わせにより、ひとつのウィッグで5通りのヘアデザインを楽しむことができます。

資生堂トップヘアメイクアップアーティスト神宮司氏によるウィッグカットの様子

「バングメソッド」
神宮司芳子氏がサロンワークやクリエーション活動を通して発見、研究を積み重ねた「前髪と印象の法則」。

美容師がサロンで扱いやすいウィッグ」を実現するため、ウィッグカットとヘアデザインをもっと身近にする「バングメソッド」(前髪と印象の法則)をJHD&C公式YouTubeにて無償公開しています。
美容師だけでなくウィッグユーザーや、これからウィッグの着用をお考えの方にとってもヘアアレンジにお役立ていただける動画です。ぜひご覧ください。

wig+の詳細、価格、ご購入についてはJHD&C SATELLITE SALON(大阪市北区)ECサイトをご覧ください

●JHD&C SATELLITE SALON
(ジャーダックサテライトサロン)

「JHD&C SATELLITE SALON」は、“新しい美容とサロン”をコンセプトに2021年秋にOPEN。

髪の毛を切る人も、切らない人も、髪の悩みを抱えて誰にも相談できずにいる人も、ウィッグユーザーも同じようにお迎えできるヘアサロンとして誕生。通常のサロンメニューに加え、ウィッグアドバイザーによる無料試着体験、ヘアドネーションカット、ウィッグカット。

【公式HP】https://www.jhdacsalon.com/

JHD&C SATELLITE SALON

wig+(ウィッグプラス)開発の経緯

wig+(ウィッグプラス)と、無償提供プログラムウィッグ「Onewig」のちがい

JHD&Cのウィッグ無償提供プログラムは、頭髪に悩みを抱える18歳以下の方(レシピエント)を対象に、提供に関わるすべてをチャリティで行っています。

ヘアドネーションでお寄せいただいた毛髪のみを使用して製作し、無償で提供しているウィッグ「Onewig」。
その対象を18歳以下のお子さまとしているのは、市場に流通しているウィッグのほとんどが大人向けであり、子ども用ウィッグの選択肢が極端に少ないためでした。

18歳以下の方でしたら何度でもお申し込みいただけますが、提供までに長い期間お待たせしてしまうことや、必要なタイミングでお届けすることが難しい側面があります。

ヘアドネーションによるウィッグ提供の過程(髪の毛の仕分けの様子)

ヘアドネーションによるウィッグ提供の過程(髪の毛の仕分けの様子)

また、ウィッグは日常的に使用する「消耗品」です。
経年劣化で毛が傷んだり、成長に伴ってサイズが合わなくなったりもしますが、日常生活においても汗やほこりが付着しやすいため洗い替え用に予備が必要です。

進学されたり社会に出られたりしてからもウィッグとの付き合いは続きますが、購入のハードルの高さを感じられる方も少なくありません。JHD&Cからウィッグを購入したいというお声も頂戴していたこともあり、
『年齢制限なく、高品質でありながら、できるだけリーズナブルなウィッグを、必要なタイミングで購入いただけるようにできたら』
これは、JHD&Cにとって長年の課題でした。

wig+(ウィッグプラス)が“デザイン”を拓げるきっかけに

この度、販売を開始するwig+(ウィッグプラス)は、ウィッグユーザーがもっと気軽にサロンを訪れられるように、そしてウィッグカットやウィッグスタイルがもっと身近になることを目的にしています。

「ファッションを楽しむように、自由にそして気軽にヘアスタイルを楽しんでもらいたい」

ヘアデザインがウィッグユーザーの未来へのライフデザインにつながること、それがJHD&C×資生堂×アデランス3者の願いです。

JHD&C×資生堂×アデランス

開発の経緯を語ったJHD&C×資生堂×アデランス座談会も
ぜひご覧ください。

wig+(ウィッグプラス)の特長

wig+(ウィッグプラス)の大きな特長は以下の3つです。

1.年齢性別を問わず使いやすいボブスタイル

ジェンダーレスで、シンプルなボブスタイルを採用。
スキン(人工皮膚)と毛材1本1本の植え方にこだわり、前髪と顔まわりのアレンジがしやすい自然な生え際とつむじを再現しました。

wig+(ウィッグプラス)

“ヘアメイクのお仕事や美容師としてウィッグに携わる中で、お客さまが感じているウィッグの一番のお悩みは何かというと「不自然になりたくない」ということなんです。
ですから、wig+ではおでこの生え際をできるだけ自然にフィットするようにしてくださいとアデランスさんにお願いしました。

ウィッグの生え際って、どうしても点々とした黒い線になるのが課題なんですね。今回はバングメソッド(前髪と印象の法則)を取り入れたウィッグですので、前髪をふわっと立ち上げたり、逆に下ろすこともできるという点にこだわって、水沼さんに何回も試作をお願いして、今までにない肌なじみの良さにこだわって作っていただきました。”

資生堂・神宮司氏─座談会より─

“ウィッグは通常、生え際を見せないようにするため、フロント部分の毛量は割と多いんです。今回のように肌色を見せて自然にするということは、毛量を減らして、なおかつ目立たないようにするっていう、いつもと逆のやり方なんですよ。そのこだわりを工場に理解してもらうのが重要でした。”

アデランス・水沼氏─座談会より─

2.軽く、人毛と比べて速乾性のあるポリエステル100%の人工毛髪を使用

複数の耐熱の人工毛(ファイバー製)による細い毛、太い毛、ツヤのある毛、ツヤを抑えた毛をオリジナルの配合でブレンドし、より自然な質感に仕上げました。
wig+(ウィッグプラス)はドライヤーやヘアアイロンでさまざまなスタイリングアレンジが可能です。

JHD&Cの無償提供プログラム(ヘアドネーションの毛髪のみを使用し製作している)医療用ウィッグ「Onewig」は、トリートメント処理加工を施された人毛のため、ヘアアイロンなどは使用不可です。

“「美容師さんにとって扱いやすいウィッグ」って大切なキーワードですよね。
「美容師さんが扱いやすい」っていうのも、ウィッグの一般化という大きな目的が込められています。一般化するためには、ウィッグ専門店ではない普通のサロンでウィッグが扱えるようになることが重要なんですね。”

JHD&C・渡辺─座談会より─

3.資生堂トップヘアメイクアップアーティスト・神宮司芳子氏監修のヘアデザイン

神宮司氏オリジナルの前髪と印象の法則「バングメソッド」を活用し、1つのウィッグで5通りのヘアアレンジを提案。
医療用ウィッグでありながら、装いや気分にあわせたヘアスタイルアレンジを楽しめることにこだわったヘアデザインです。

資生堂トップヘアメイクアップアーティスト・
神宮司芳子氏監修のヘアデザイン動画

wig+(ウィッグプラス)の詳細、価格、ご購入について

wig+の詳細、価格、ご購入についてはJHD&C SATELLITE SALON(大阪市北区)ECサイトをご覧ください

wig+共同開発 資生堂からのメッセージ

この度は、JHD&C様、そしてアデランス様とのご縁を通じて、このような素晴らしいプロジェクトに参画できましたこと、大変ありがたいことと心から感謝を申し上げます。
ビューティークリエイションセンターには約40名のヘアメイクアップアーティストが所属しており、広告撮影時のヘアメイクをはじめ、ヘアメイク関連の製品開発や美容情報の開発、発信、トレーニングなど、幅広い分野の業務を担当しております。今回は、私どもが長きにわたって研究、蓄積をしてきましたヘアスタイリングやウィッグコントロールに関する独自のノウハウを、JHD&C様を通じて広く社会に還元し、「自分らしくありたい」という誰もがもつ願いを、“ビューティーの力”でサポートさせていただきました。一人でも多くの皆さまのお役に立つことができれば幸いに存じます。

株式会社資生堂 ビューティークリエイションセンター長 岡元美也子

株式会社資生堂についてはこちら

株式会社資生堂

wig+共同開発 アデランスからのメッセージ

アデランスは創業以来50年以上、毛髪にお悩みを持つ方々に寄り添いウィッグを提供してまいりました。ジャーダック様とは2014年に出会ってから「Onewig」の製作や弊社の病院内サロンの賛同美容室登録など、ともに歩みを進めさせていただきました。

今回ジャーダック様から、新たにコラボレーションウィッグのお話しをいただいたことで資生堂様とジャーダック様のご希望やご意見を取り入れながら、一緒に医療用ウィッグを製作するという、弊社としましても初めてとなる貴重な体験ができました。

そしてそれぞれの思いが詰まった、3者だからこそのオンリーワンな商品が完成しました。
性別、世代、ご病気などの垣根を越えて、皆様にご愛用いただけると嬉しいです。

株式会社アデランスについてはこちら

株式会社アデランス

アデランス×JHD&Cチャリティコラボレーションについて

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