お知らせ
【JHD&C代表がヘアドネよくある質問にお答えします・その2】
今日は、先週の金曜日にお届けした【ヘアドネよくある質問にお答えします・その1】の続編です!
JHD&C事務局(ジャーダック)には、夏休みに入ってから、お子さまや学生の皆さまからヘアドネーションやJHD&Cの活動についてたくさんのご質問をお寄せいただいています。
皆さまからのご質問にJHD&C代表がお答えします!
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ウィッグに関する質問
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●Onewigとは?
▶︎「Onewig(ワンウィッグ)」とは、JHD&Cが無償提供している医療用ウィッグの呼称です。
●医療用ウィッグ(メディカル・ウィッグ)とは?
▶︎「医療用ウィッグ(メディカル・ウィッグ)」は、厳しい基準をクリアした「JIS規格適合品(JIS S9623)」にのみ許された名称です。
●JHD&Cのウィッグ「Onewig」はどこで作っているの?
▶︎タイ東北部のブリーラムにあるアデランスの工場で製作されています。
●Onewigはどうやって作っているの?
▶︎すべての工程を、工場にいる熟練職人さんの手作業によって製作されています。
●Onewig 1体作るのに何人分の髪の毛が必要なの?
▶︎平均30~50人分の寄付が必要です。
●Onewig 1体の製作・提供費用はどれくらいかかるの?
▶︎1体 約15万円相当の費用がかかっています。
●Onewigをつくるうえで大変なことは?
▶︎需要の高いロングヘアのウィッグを作るために必要な「50cmを超える長い毛髪」が、なかなか集まりにくいことです。
規定の31cmを超えて伸ばすために2年ほどの期間がかかるため、もともと需要と供給のバランスがとりにくい点があります。
●ウィッグの髪の毛の長さって選べるの?
▶︎「ショート」「ボブ」「ロング」「スーパーロング」の4種類から選択できます。
●メジャーメントとは?
▶︎JHD&Cでは、ウィッグのサイズを決定する作業を「メジャーメント」と名付けています。
●なぜ黒色のウィッグを提供しているの?
▶︎JHD&Cでは18歳以下のお子さまにOnewigを提供しています。多様性に寄り添った校則も増えていますが、学校生活で使用することをふまえて黒色のウィッグを提供しています。
●なぜ18歳以下の子どもたちに提供しているの?
▶︎頭髪への悩みが遠因となって、子どもたちの持つ無限の可能性が閉ざされてしまわないようにするためです。
体育やプールのときなど、悩みがウィッグですべて解決するわけではありませんが、学校生活や日々の暮らしをスムーズに送るためのサポートとして、高等教育を終える18歳までと定めています。
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その他の質問
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●どのような理由でウィッグを申し込むレシピエントが多いですか?
▶︎脱毛の原因や症状の程度は皆さんそれぞれ違います。
【これまでにJHD&Cがウィッグを提供した方の割合】
50% 脱毛症
20% 乏毛症
20% 抜毛症
10% 抗がん剤治療による副作用
●年間にどのくらいの数を提供しているの?
▶︎【提供履歴】
2017年79体
2018年87体
2019年111体
2020年17体(※新型コロナウィルスの影響で一時提供停止。秋頃から非接触非対面の新しい方法で提供再開)
2021年97体
●年間にどのくらいの申し込みがあるの?
▶︎【お申し込み履歴】
2017年202名
2018年193名
2019年252名
2020年286名(※新型コロナウィルスの影響で一時提供停止。秋頃から非接触非対面の新しい方法で提供再開)
2021年307名