お知らせ

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2020年、活動を応援してくださった皆さまへ

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2020年も残すところ僅かとなりました。

新型コロナウイルスによって世界が一変し、JHD&C(ジャーダック)も大きく揺れました。

恒例の夏休みイベントの中止、事務局の一時閉鎖と運営の大幅変更など、多くの見直しに迫られました。

しかしながら、団体継続に向けて新しい取り組みにチャレンジすることもできました。

以下は、JHD&Cとは?ページからの抜粋となります。

『一時は、団体の解散もあり得る状況でしたが、レシピエント(ウィッグを受け取られる当事者)、ドナー双方からの「頑張って続けて欲しい」という声、また「活動の継続のために」と様々な形でご支援くださった皆さまに後押しされ現在に至っています。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

私たちも「座して待つより今できることを」という決意で、パートナーカンパニーのアデランスさまと一緒に取組んだのが「非接触のメジャーメント(頭のサイズ計測)システム」でした。これにより、2020年秋からウィッグ提供を再開できる運びとなりました。また、自主的な予算確保を目指して立ち上げた「チャリティファンディング」は、寄付への依存度を減らしながら、安定した団体運営とウィッグ提供の継続に寄与しています。』


髪の毛の寄付が困難な方からのお問い合わせをヒントにシャンプーを開発したのが“髪を切らなくてもできるヘアドネーション”の始まりでした。

昨年のヘアドネーションシャンプーは株式会社デリシアスエーシーさま、そして今年はヘアドネーションタオルとして泉州タオルのツバメタオル株式会社さまにその技術を惜しむことなくご協力いただき、コラボレーションすることができました。

JHD&Cは今年で12年目を迎えたのですが、本当に多くの方に有形無形のご支援をいただきここまで続けていられるのだと強く実感しています。

ヘアドネーション活動を始めた当初、ウィッグを受け取ってくださるレシピエントとなかなか出会えずとても苦労しました。
無理もありません。日本ではヘアドネーションという言葉を知っている方はほとんどいませんでしたし、JHD&Cの名前を知っている人は皆無でした。
ですから、ウィッグを受取ることでヘアドネーションチャリティの輪をつないでくださるレシピエントの皆さまに、まず感謝をお伝えしたいです。

そして、何年もかけて伸ばした髪の毛をご寄付くださるドナーの皆さま。ヘアドネーションカットは数年かけて伸ばした髪の毛をバッサリと切るため、ドナーも美容師もやはり緊張します。ドナーの皆さまと、ドナーの想いに寄り添っておられる美容師の皆さまに心からお礼申し上げます。

また、チャリティプロダクトを通じて「髪を切らないヘアドネーション」にご協力くださるドナーの皆さま。全国から届けられる「髪」の開封仕分け作業を手伝ってくださるボランティアの皆さま。雨の日も風の日も、事務局にヘアドネーションを届けてくださる配送会社のスタッフさま。

皆さま、今年も本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

ジャーダック代表
渡辺貴一

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